「人間関係」の次に多い離職理由とは?

【「人間関係」の次に多い離職理由とは?】

厚生労働省が2019年5月末に
発表した有効求人倍率は、
1.63%とここ数年変わらず
高水準を維持しています。
(引用元:ツナグ働き方研究所 労働市場データ)

一方で、この先の人口減少は
さらに進む見通しがあります。

また、政府が副業を
起業の手段として容認していたり、
メガバンクの一角でも
副業解禁の動きがあったりするなど、
人材の流動化がより進むと予想されるなかで、
企業にはこれまで以上の
人手不足や採用難が予想されます。

このような状況の中で、

「いかに優秀な人材を長期的に確保していくか」

は、ますます課題になっていくでしょう。

2016年から厚生労働省の
「働き方改革」の施策で、企業では

待遇の見直し、長時間労働の是正、
育児休暇制度、ワークスタイルの改善など

様々な働き方や制度の見直しが
取り入れられるようになってきました。

労働条件面での働きやすさは
整ってきているにも関らず
依然、大学新卒採用者は3年以内には3割が、
中高短大の新卒採用者にいたっては最大で6割が、
総合してみると3人に2人は
3年以内に離職している状況となっています。
(引用元:HR NOTE 
3年以内の若者の離職率は約3割!
なぜ、早期離職は減らないのか?)

なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか?

近年の離職理由を見ると、
「人間関係」に次いで
「仕事への働きがい」「やりがいがない」などが
常に上位を占めるようになってきています。
(引用元 労働政策研究・研修機構
資料シリーズNo.171 第6章)

長期的に人材を確保していくにあたり、

従業員が、
会社の掲げる目標に向かってチャレンジし
企業の業績を向上していくだけでなく

従業員が、
個々の掲げる目標に向かってチャレンジすることでも
企業の業績を向上していけるよう

環境を整えていく必要があるといえます。

そういった環境を叶えるには

「リーダーのコミュニケーション力」

がカギになります。

従来のトップダウンで指示・命令を行う
リーダーのコミュニケーションによって
仕事を「やらなければいけないこと」
と感じさせることなく

主体性を引き出し、自立した行動を促す
リーダーのコミュニケーションによって
仕事を「働きがい」「やりがい」あるものだ
と感じてもらうことが必要です。

一例として

・部下の個人の目標を知ることができる
・部下が目標に向かう姿を、否定せずに応援できる
・部下をときに承認して、仕事の達成感や充実感を味わってもらえる

などがありますが、
このようなコミュニケーション能力がある上司は
部下に安心感を与えることができ
チャレンジし続けたくなる場所を
提供することができます。

その先に、「仕事への働きがい」や
「やりがい」を感じてもらうことで
離職の低減・長期的な人材確保が
可能になっていくでしょう。

TCS for companyでは、
昨今の人手不足や採用難の解決策の一手として
部下の主体性を引き出し、
自立した行動を促すための
コミュニケーション能力を
身につけることができる

『コーチ型リーダー育成研修』

のご提供に力を入れており
現在、省庁や大手企業などに
選んでいただいております。

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http://tcsforcompany.com

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TCS for company
桐原圭子

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