日本の人口減少、働き方について
総務省統計局の調査結果にもでてますが、日本人の人口は年々減少していきます。
今後、企業の募集状況に対し、圧倒的な人手不足の状況が増える傾向にあります。
10年前のデータからみると、およそ200万人の人口の減少にも拘わらず、65歳以上の高齢者は27.7%と三割弱まで増加しています。
国の方針としては、国外の方の就労人口を確保しようと施策を巡らせております。
引用元:総務省統計局の調査結果
外国人就労者とのマナーや、意識の違いによるトラブルが起きるなど、すべてが後手の状況ではありますが致し方ありません。
他にもITやAIの進化による無人ロボットの発展に人手不足の解消できることも期待されてますが、まだまだ現実的ではない部分も多く、対策が急がれます。
例えば昨今ニュースでも問題に掲げられるコンビニエンスストアの24時間営業問題。
人材不足による店舗オーナーとフランチャイズの経営者側との認識の差により、発生しているようにもみえますが、24時間のうち、夜間・深夜の利用率はとても低いのが現実。ですが、必要としている方もいらっしゃいます。
ほんの一例ですが、先日、道路工事を夜間に行う工事現場の人、警備、看護、介護の夜間巡回をされている方などにお話を聴かせて頂きました。
・コンビニの24時間営業は必要か?
「夜間にコンビニが開いてるだけで、暖や涼を取ることが出来たり、食事を簡単にとれるなど、夜間に仕事をする私たちにはとても重要です。」
24時間の店舗が増える一方で、働き手が足りない現状。
この問題は地域性もあるので一概には言えないが、店舗ごとに対策すべき内容であるかと。
一部コンビニでは始まりつつある、無人店舗化も一つの手段であり、夜間利用者の為になればと思います。
では、それ以外に労働人口を確保するにはどのようにすればよいのでしょうか?
女性の職場定着率の向上・高齢者でも働ける環境づくり。
少しずつ進展してますが、ここで起きる問題として挙げられるのが、社会的に受け入れる準備が出来ているかということ。
雇う企業側の問題だけでなく、働く側もその意識を持って変化することが必須。
現代の社会問題の中に人間関係の悩みがありますが、全ては人間関係で解決できる、という言い方もできます。
人間関係は、視点の持ち方や捉え方で対策出来ることが、とても多くコミュニケーションの重要性を、私もコーチになり、再認識しました。
働くことをどのように考えているのか、また、他者との関わり方を深く考えるコミュニケーションを持つ第一歩に、TCSを選んでいただくことがより多くの就労人口の増加につなげるのかもしれません。
すべての人に、すべての企業にコーチの視点を。
TCS認定コーチ
加藤 元靖